社員を守るという覚悟
社員の一人が作業ミスをしたという報告がありました。
本人は今回のことを反省していますが、彼を含めたメンバーに無理をさせていたことが、そういう状況に至った要因である事は確かだと思います。
そういう事を考えると彼には本当に申し訳なく思え、今すぐに現場に行き一緒に頭を下げたい気分です。
彼には今回のことで絶対に萎縮して欲しくはありません。
“安全第一!” “ミスオペレーションゼロ!”
そいうい旗の下で現場は仕事をしているのですが、私たちは安全を達成することを目的として仕事をしている訳ではありません。
しかし、ミスがトラウマになって萎縮してしまうと、知らず知らずのうちに安全の達成というものを目的としてしまいます。
そしてそれは必ず次のミスを生みます。
負のスパイラルです。
彼には今回の事を後ろ向きに捉えること無く、教訓として欲しいとそう考えています。
誰だって次の瞬間にミスる可能性を持ってはいるのですから…。
大切なことは痛さを感じたら、その意味を考えることです。
前向きでいてくれる限り、私は彼を全力で守ってゆく覚悟です。