甲府で人気のつけ麺屋    − 甲府市里吉 つけ麺 縁者 −


いま流行りの“魚介豚骨”系ラーメンのお店で、つけ麺が人気だというお店“縁者”に行って来ました。
数年前から営業しているらしいのですが、足を運んだのは今回が初めてです。


【縁者 お店の雰囲気】
いい意味で居抜きで受け継いだ感がある店内は、コンクリート打ちっぱなしの内装で、カウンターも椅子の数が少なく広々としていて快適です。
カウンターのイスは高さのあるものですので厨房での作業の様子が良く見えて、出来上がりまでの時間を退屈することはありません。

小上がりもありますので家族連れでも安心して訪問できます。

全てにゆとりがある感じの店内は居心地の良いものです。


【縁者で選ぶ】
入り口の券売機で食券を購入するシステムです。
ただし、じっくり選びたい(実は単に優柔不断な)わたしの様なタイプの人には向かないんですよね、このシステムは…。

でも今回は迷うこと無く看板メニューのつけ麺の中から“チャーシューつけ麺(¥930)”を選択。
お腹が減っていたので大盛にしようかとも思いましたが、世間のつけ麺の傾向として麺の量が多いというわたしの感覚から、まずは普通のままとすることにしました。

初回訪問時にはスタンダードなものを選ぶという妻は“中華そば”を選択。
店の入り口の看板にも“中華そば”の方が“つけ麺”よりも上に書いてあるくらいだから、店としてはそれを押しているのでしょう。


【縁者の“つけ麺”と“中華そば”】
まずは“チャーシューつけ麺”が運ばれて来ました。


《“チャーシューつけ麺(¥930)” シマッタ!大盛りにしておけば良かったか…。》


第一印象は『あれ!?ちょっとCP悪くないか。』というものでした。
これが800円台前半であれば、まぁ何とか納得することもできますが…。

味は今どきの流行のど真中をいくもので、濃厚な魚介系の好きな方にはうってつけだと思います。
特に麺はかん水のきいたプリプリの太麺で、私の好みのタイプです。

美味しい!
コレは評価できますね。
後で暖簾を見て気がついたのですが、私が気に入っている製麺所の麺を使っている様子です。



《“中華そば(¥680)” 見た目どおりの濃厚豚骨スープです。》


もう一方の“中華そば”ですが、思っていたものとはだいぶ違っていて、スープの基本はつけ麺のそれと同じな様子です。
ただし、味は確実に違っていて、よりガラを強く使っているのでしょうか、つけ麺よりさっぱりとした感じです。
ですので、一般的な醤油ラーメン適“中華そば”とは全く異なるもので、“豚骨醤油ラーメン”といった方がイメージが近いと思います。

“中華そば”の麺はつけ麺とは違い中細のもので、個人的にはもう少し太い方が好みです。


【縁者の総評】
特につけ麺の味はモンクのつけようが無いものです。
また、店内も清潔で店員さんの対応も悪くなく、気持よく食事をすることができます。

しかし、値段と商品のバランス(バリューフォーマネー)には疑問を感じざるをえません。
私の経験に基づくつけ麺の基準からすると、値段に対して麺の量(多分200g以下)の少なさとトッピングの寂しさが目立ちます。

値段というものはそのお店の信念の表れであるわけですから、それを否とするなら脚を運ばなければ良いだけのことです。
実際この日もお客さんは沢山いらっしゃいましたから、私のような意見は少数なのかもしれません。

でも、私としてはつけ麺の味やお店の雰囲気が良かっただけに、その点がとても残念に感じました。




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