甲府駅北口の案内板に見る“御役所仕事”
甲府駅の北口が整備され、とてもきれいになりました。
《甲府駅北口のエントランスにあるエレベーター》
《エレベーターを降りた場所にある案内板。これを見てオカシイと思いませんか?》
エレベーターでコンコースに登ると、そこには↑の案内掲示板が天井から下がっているのですが、これを見て私は『ダメだこりゃぁ〜!』と思ったのです。
何にそう思ったのかわかりますか?
案内板には
JR東日本(中央本線)
JR東海(身延線)
と書いてあります。
でも、甲府駅(というかJR)を利用する人のどれだけが、自分が乗る路線の会社に興味を持っているでしょうか?
中央線がJR東日本で身延線がJR東海なんていうことは、利用者にとってはどうでも良いことですし、知らないからといって不利益になることはまず無いはずです。
実際に甲府駅の改札も窓口も、身延線も中央線も同一なのですから…。
利用者の立場に立って案内板を作るのであれば、
中央本線(JR東日本)
身延線(JR東海)
と書くべきです。
この案内板のい記載内容を誰が決めたのかは知りませんが、いずれにせよ“お役所仕事”であることは間違えありません。
一事が万事とはいいませんが、こういうモチベーションで動いている人たちの所業というものが、少なくとも私たちに感動を与えることは無いことは容易に想像できます。