ランチセットのリーズナブルさ度合いに垣間見る、この国の将来(の不安)
おで掛け前のランチは値段も味も軽く済ませたいとの思から、迷ったあげく気になっていたうどん屋さんに入りました
【甲府の上石田にある名代屋(なだいや)。通り沿いにありますが、店が道路側を向いていないのでちょっとわかり難い。】
店舗の中ははなまるうどんや丸亀製麺風に、セルフで揚げ物を選べる様になっていました。
内装にお金は掛けていませんが、小ぎれいで全く問題はありません。
食べたのはうどんとミニどんぶりのランチセット。
【おろしぶっ掛けうどんと明太子丼のセット。なぜか¥50引きでした。】
【かけうどんとそぼろご飯のセット。こちらも¥50引きです。】
無料トッピングの揚げ玉(天かす)がそのための作り物ではなく、本当に天ぷらの副産物である様子で、味があってとても美味しかったです。
食べ始めた後で追加しに行ってしまいました。
しかしスゴイです!
写真の2つのランチセットの合計金額が¥700台なのですから驚きです。
しかも!味もけして悪くないのです。
これをデフレというのか企業努力というのか解りませんが、本当にこの値段でまともに儲けが出るのだろうか。
いまのところテクノ・ラボのビジネスとしては、デフレの影響を感じる事はありません。
もちろんピークと比較すれば、労働時間の低下に比例して人件費も下がってはいます。
でも、瞬間的に落ちていた労働単価も元に戻りましたので、構造的に賃金が下がっている状況にはありません。
これから先この国はどうなるのか、もしくはどうもならないのか…。
今すぐ明るい日差しは届かなくても、まずは明るい日差しが差す“雰囲気”だけでも味わえたなら、だいぶ気持ちは違ってくると思うのですがね。