乗車率1%未満に悲観しないワタシ


【乗車率0.83%の“クモハ115系近郊型直流列車”】


田舎の終電はこんな感じです。
そう言うと信じてもらえることと思いますが、実は19時台の中央線の車内です。
この車両にはワタシ一人しか乗っていませんでした。
春休み中という事もあるでしょうけれど、さすがに寂しいものがあります。



もう20年近く前の話しですが、親しい友人が『何で東京で仕事をしようとしないのか?』と、薄い苛立ちをにじませつつ私にそう言った事がありました。
これはある意味『あなたは19時に誰も載っていない電車が走っている様な場所に居て良いのか?』という事だったのでしょう。
私がその時に何と応えたかは良く覚えてはいませんが、確か『競争相手は少ない方が良い…。』といった様なことを話したのではないかと思います。


確かに可能性を追求するという意味では、選択肢の多い環境の方が適当であることは間違えありません。
また、それを磨くという観点では、より競争が激しい場所の方が良いことも当然です。


山梨という地域は、地理的にも文化的にも閉鎖的というか閉塞感が強いことは事実です。
しかしその様な場所に在っても、私の友人比率は山梨県外の人の方が多いこともまた事実ではあります。
つまり、様々なハンディーキャップはあっても、この環境の中でもがいて来たからこそ今の自分があるということだと思います。
(もちろん今の自分に100%満足している訳では無いのですが…。)


私にはココの水が合っているのでしょう。
それに実は19時台の車両に一人で乗るというのは、正直嫌いではなかったりする私です。


先のことは解りませんが、まだまだこの地で自分の可能性を試してみるつもりです。


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