社員に支えられてるという事実に接して思う


【新幹線の東広島駅です。お酒の街だけあって杉玉(改札の写真右上)が飾ってあります。】



今回の広島出張は厳しい内容のものでした。


いま現在、広島では5人メンバーが半導体製造装置のメンテナンスの仕事をしてくれています。
本当はわたし自身がもっと積極的に関与して、精神的な面や業務上のサポートをしなければという思いはありますが、山梨と広島の物理的なギャップを最大の理由として、十分な対応ができてはいない状況です。


もちろん広島には業務を統括する管理者がいるのですが、5人という所帯の中で半分は作業者としても業務を行わなければならないのが実態です。
ですから、管理者となっている2名には、業務的にも精神的にも大きな負担が掛かっていて、そこを何とかすることは優先度の高い懸案事項になっています。、


今回の出張は、先日発生した大問題に対して管理者を交えて対応を協議するためのものでした。


私としては正直なところ8割方諦めムードで臨んだ今回の出張だったのですが、管理者のTが『ここで諦めたらこれから先も諦め続けることになる。それを避けるためにももう少し頑張りますので、なんとか…。』と言うではないですか。
さらに『ただ問題を指摘し相手に注文をつけるだけではなく、今回のことを教訓に我われ自身も襟を正しましょう。』などということまで…。
これには正直かなり感激しました。


Tは1年前にテクノ・ラボに入社してくれ、その頃は業界もドン底の時期だったため様々なことを我慢してもらい、そのため当然の様に不満も大きいものがあったことは間違えありません。


しかし今の彼は、誰よりも真剣に仲間と会社とさらには私の立場のことまで考えてくれています。


Tだけではありませんが、こういう部下に支えられている自分は経営者として本当に幸せであると、彼らには心から感謝の思いを感じています。


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