マトモではない

1年の間に総理大臣がコロコロ変わるというのも異常だけれど、代わった総理大臣が任命した閣僚が1年に何回も変わるというのも、かなり異常なことです。


総理大臣に言わせれば『適材適所に有能な人員を配した。』と言うのだろうが、それはある意味半年前の自分を自己否定していることになる。

良くもまぁエラそうに『最強の体制』などと言えるものだと思う。


今回も単に“復活”と“横滑り”があって、その結果として“脱落”した人が数名いるだけのことで、“おしくら饅頭”的政治でしかない。
これは誰がやって同じということを証明しているようなものです。


私が役人なら『どーせ、今度の大臣だってスグに居なくなるんだから…。』と思い、腹を割って話しをしようとなどとは絶対思うことはないでしょう。
これは民間企業であってもまったく同じことです。
官僚政治が良いとか悪いとかではなく、どうあれ政治主導なんて絶対にできるわけがない“不可能”ということです。



昔、中学の社会課の授業で『権力というものは必ず腐敗する。能力が同じなら権力(者)は変えた方が良いと自分は思っている。』という話を大学を出たばかりの先生がしてくれて、私は今までこれは正しい考え方であると強く思ってきました。

前回の総選挙で日本国民が民主党政権を選択したのは、まさにそういう思いからのことであったのでしょう。


しかし、この国においては社会科の先生の教えは当てはまらないのかも知れないと、30年近くたってそう思い始めている最近の私です。


しかし、まぁ、ホント、ここまでダメだとなると、もう笑うしかありませんね。




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